ユーザーマニュアル
Openloop Pay ミニウォレット
株式会社ハウディ・クリプト
Haudi Crypto, Inc.
目次
- はじめに
- 対応環境
- ウォレットの接続
- 残高の確認
- トークン・ネットワーク管理
- 送金する
- QRコードで送金内容を読み込む
- アカウントの切り替え
- 履歴とCSVの書き出し
- dApp
との連携(拡張機能のみ)
- セキュリティ
- トラブルシューティング
- 仕様
- お問い合わせ
1. はじめに
Openloop Pay
は、ステーブルコインが使いやすいミニウォレットです。暗号資産の残高確認と送金を行うことができ、デスクトップのブラウザ拡張機能、およびスマートフォンのウェブアプリとして動作します。
対応するトークン・ネットワークは EVM 系(Ethereum
とその互換チェーン)に限られます。組込済のステーブルコイン(JPYC / USDC
/ USDT)に加え、他の EVM トークンを追加して使えます。詳しくは
§13「仕様」をご覧ください。
秘密鍵はハードウェアウォレット
Openloop(またはお使いのウォレット)の中に留まり、Openloop Pay
が秘密鍵を保存・取得することはありません(非カストディ)。
Openloop Pay
は、それ自身が秘密鍵を持たないコンパニオンウォレットです。ウォレットの本体(鍵)は
Openloop デバイスや WalletConnect
で接続したウォレットの側にあり、Openloop Pay
は残高の表示と、署名のための橋渡しを行うだけです。そのため、ブラウザに鍵を保存する一般的なウォレットと異なり、たとえ
Web
アプリや拡張機能が攻撃されても、そこに盗まれる秘密は存在しません。
1.1 主な機能
| 機能 |
説明 |
| ウォレット接続 |
Openloop を USB / Bluetooth で接続、または WalletConnect
で対応ウォレットを接続 |
| 残高確認 |
保有トークンの残高と、ガス(手数料)用資産の残高を表示 |
| トークン・ネットワーク管理 |
表示・送金するトークン×ネットワークを選び、追加・削除する |
| 送金 |
送金先・金額を入力し、接続したウォレットで承認して送金 |
| QR 読み取り |
支払いリクエストの QR コードを読み取り、送金内容を自動入力 |
| 履歴 |
送金履歴の確認と CSV 書き出し |
| dApp 接続(拡張機能のみ) |
ブラウザ上の dApp と接続し、要求された署名を Openloop
デバイスで承認 |
1.2 接続できるもの
- Openloop ハードウェアウォレット — デスクトップでは
USB、スマートフォンでは Bluetooth で接続します。署名は Openloop
本体の画面で確認・承認します。
- WalletConnect 対応ウォレット — Openloop Connect
をはじめ、WalletConnect に対応した各種ウォレットを接続できます。
- dApp(ブラウザ拡張機能のみ) —
ウェブサイト上の分散型アプリ(dApp)が Openloop Pay
を通じて署名を要求できます。詳しくは §10 をご覧ください。

2. 対応環境
Openloop Pay は ブラウザ拡張機能版(Chrome/Edge
のみ) と
ウェブアプリ版(https://www.crypto.haudi.jp/openloop/pay/app/)の
2
形態で提供されます。ウェブアプリ版はブラウザによって使える接続方法(デバイスへの経路)が変わります。
2.1
ブラウザ別対応表(ウェブアプリ版)
| 環境 |
USB (WebHID) |
Bluetooth (BLE) |
Safari 拡張ブリッジ |
WalletConnect |
| デスクトップ Chrome / Edge |
○ |
– |
– |
○ |
| デスクトップ Firefox |
– |
– |
– |
○ |
| デスクトップ Safari(macOS) |
– |
– |
– |
○ |
| Android Chrome / Samsung Internet |
– |
○ |
– |
○ |
| Android Firefox |
– |
– |
– |
○ |
| iPhone / iPad Safari |
– |
– |
○(要 iOS 版 Openloop Connect) |
○ |
| iPhone / iPad Chrome / Firefox / Edge |
– |
– |
– |
○ |
- ○ = 使える/– =
使えない(ブラウザ側 API 未対応 等)
- WalletConnect は Openloop Connect
などの対応ウォレットが手元にあれば全環境で使えます。
- Firefox は WebHID / WebBluetooth
を実装していないため、デバイス直接接続は WalletConnect
経由になります。
- Android Chrome は USB (WebHID) の API が名目上存在しますが、実運用の
OTG 接続はまず使わないため BLE 接続を推奨します。
- macOS Safari はブラウザ API 側で WebHID /
WebBluetooth ともに未対応で、また現状 macOS 用の Openloop Safari
拡張は提供していません。macOS Safari では WalletConnect
のみ利用可能です。
2.2 拡張機能版
- Chrome / Microsoft Edge(Chromium
系)に対応します。Firefox 版・Safari 版はありません。
- 拡張機能版は USB (WebHID) 経由で Openloop と接続し、dApp
との連携(§10)も利用できます。
2.3 iPhone / iPad Safari
で使うには
Safari には USB (WebHID) も Bluetooth (WebBluetooth) の API
も無いため、そのままでは Openloop
デバイスに直接接続できません。iOS 版 Openloop Connect
アプリをインストールし、それに同梱されている Safari
拡張機能を有効化することで、iPhone / iPad Safari から Openloop
デバイスへ接続できるようになります。
設定手順:
- App Store から「Openloop
Connect」をインストールします(iPhone / iPad 用)。
- iOS
の「設定」→「Safari」→「機能拡張」を開きます。
- 「Openloop Connect」をタップし、スイッチを
オンにします。
- 「Web サイトの許可」→「すべての Web
サイト」を「許可」にする(推奨)。あるいは
Openloop Pay を開いた時に Safari
アドレスバー横の「あA」ボタン →「Web
サイトの設定」から crypto.haudi.jp
のみ許可することもできます。
- Openloop Pay を開き直すと接続画面に Bluetooth
経由の Openloop デバイスが表示されます。
macOS Safari 用の Openloop Connect
拡張は現状提供していません。 macOS で Openloop Pay を Bluetooth
経由で使いたい場合は、代わりに WalletConnect(QR コード)経由で Openloop
Connect デスクトップアプリまたはスマートフォンの Openloop Connect
と接続してください(§3.3)。
iOS 版 Openloop Connect アプリは、Safari 拡張機能とは別に
WalletConnect
対応のウォレットとしても動作します(§3.3)。Safari
拡張が有効になっていなくても、WalletConnect
経由の接続はいつでも利用できます。
2.4 QR コード読み取り
- スマートフォン/デスクトップ
いずれもブラウザのカメラ許可が必要です。ブラウザによっては非対応の場合があります(§7
を参照)。
3. ウォレットの接続
アプリを開くと「ウォレットを接続」画面が表示されます。接続方法を選びます。

3.1 USB
で接続する(デスクトップ)
- Openloop をデスクトップに USB で接続します。
- 「Openloop(USB)」を選びます。
- ブラウザのデバイス選択画面で、お使いの Openloop
を選びます(初回のみ)。
- 接続後、そのアカウントの残高が表示されます。
拡張機能のサイドパネルでは USB
のデバイス選択画面が開けないことがあります。その場合はフルタブ(別タブ)で接続してください。一度接続を許可すれば、次回以降は選択画面なしで再接続されます。
3.2 Bluetooth
で接続する(スマートフォン)
- Openloop の電源を入れ、Bluetooth を有効にします。
- アプリで接続を開始し、表示された一覧からお使いの Openloop
を選びます。
- ペアリング後、そのアカウントの残高が表示されます。
3.3 WalletConnect で接続する
- 「WalletConnect」を選びます。
- 表示された一覧から接続したいウォレット(例:Openloop
Connect)を選ぶか、QR コードを読み取って接続します。
- 接続したウォレット側で接続を承認します。
接続直後は、選んだウォレットが前回まで使っていたネットワークのままになっていることがあります。送金時にネットワークが自動で切り替わらない場合は、ウォレット側でネットワークを合わせてください。
4. 残高の確認
接続すると、メイン画面に以下が表示されます。

- ウォレットカード —
表示中のアカウントのアドレス、接続方法のバッジ、コピー・切断ボタン。
- 資産 —
あなたが表示対象に選んだトークンの残高。右上の更新ボタンで最新の残高を再取得します。
- ガス(手数料)用資産 —
送金の手数料(ガス)に使うネイティブトークンの残高。手数料の支払いにのみ使われる通貨で、選んだネットワークに応じて自動で表示されます。
どのトークン・ネットワークを「資産」に表示するかは、次章「トークン・ネットワーク管理」で選びます。ガス用のネイティブトークンは、資産に選んだネットワークに応じて自動で表示されるため、通常は個別に選ぶ必要はありません。
4.1 テストネットの表示
「テストネットを表示」をオンにすると、テストネットのトークン・ネットワークが一覧に加わります(ガス用のテストネット通貨も表示されます)。動作確認や検証に使えます。オフのときは、テストネットは残高にも一覧にも表示されません。通常のご利用ではオフのままにしてください。
5. トークン・ネットワーク管理
表示・送金するトークンと、その対応ネットワークを選ぶ画面です。接続画面の「トークン・ネットワーク管理」リンク、または残高画面の管理ボタン(コインのアイコン)から開きます。

画面はセクションに分かれています。基本ルールは
「組込(最初から入っているもの)は削除できず、追加(自分で足したもの)は削除できる」
です。セクションは背景色を一つおきに変えて区切っています。
- 組込トークン —
JPYC・USDC・USDT。対応ネットワークごとのチェックボックスで、表示・送金する組み合わせを選びます。
- ネイティブトークン(送金時に選択) —
各ネットワークのガス通貨(ETH・POL・AVAX・KAIA
など)。送金したいときだけチェックします。チェックしなくても、保有していれば「ガス(手数料)用資産」として自動的に表示されます。
- 追加トークン —
あなたが追加したトークン。各行のゴミ箱アイコンで削除できます。「トークンを追加」から新しく追加します。
- 組込ネットワーク/追加ネットワーク —
使用中のネットワーク一覧。組込は削除できません。追加は削除できます(削除すると、そのネットワーク上のトークンも一緒に消えます)。
各画面の上部にはパンくずナビ(例:ホーム ›
トークン・ネットワーク管理 ›
トークンを追加)が表示され、今どの階層にいるかが分かります。各項目をタップすると、その画面へ直接戻れます。「戻る」ボタンは
1 つ上の階層に戻ります。
5.1 トークンを追加する
- 「トークンを追加」を押します。
- シンボルまたは名前で検索します。
- 候補を選ぶと、そのトークンが対応するネットワークの一覧が表示されます。
- 追加したいネットワークにチェックを入れます(複数可)。チェックした時点で追加され、残高の取得対象になります。


このアプリに接続先(RPC)が用意されていないネットワークは、残高の取得・送金ができないため、一覧に表示されません。
検索で見つからないトークンや、一覧に無いネットワークは、「見つからない場合(手動で追加)」から、コントラクトアドレスや
RPC
を入力して手動で追加できます(自己責任・「未確認」表示になります)。
5.2 削除するときの確認
トークンやネットワークを削除するときは、確認画面が表示されます。ネットワークを削除する場合は、そのネットワーク上のトークンも一緒に削除されることが示されます。

5.3 設定の書き出し・読み込み
画面下部のボタンから、選んだトークン・ネットワークの設定を
書き出し/読み込み(JSON
ファイル)できます。別の端末へ設定を移すときに使えます。読み込み時は、現在の設定を上書きする旨の確認と、整合性のチェック結果が表示されます。
6. 送金する
6.1 送金の手順
- 送金パネルで、送りたいトークン(通貨×ネットワーク)を選びます。
- 送金先を入力します(アドレスを直接入力するか、アドレス帳から選択)。
- 金額を入力します。
- 「送金」を押します。
- 確認画面が表示されるので、送金先(全桁)・金額・ネットワークを確認します。
- 「承認」を押し、接続したウォレット(Openloop
本体など)で署名します。
- 送金が完了すると、トランザクション ID
とエクスプローラーへのリンクが表示されます。


6.2 確認画面について
- 送金先は全桁表示されます。省略されません。必ず宛先を確認してください。
- メインネットへの送金時は注意の表示が出ます。
- 確認画面には「自動で閉じます(残り N
秒)」のカウントダウンが表示されます。一定時間操作がないと、安全のため自動的に閉じます(送金は行われません)。承認を押すとカウントダウンは止まります。
- 「キャンセル」で確認画面を閉じられます。WalletConnect
での送金中も、応答が遅い場合に備えてキャンセルできます。
6.3 アドレス帳
送金先には任意のラベルを付けて保存できます。次回以降、アドレス帳から選ぶだけで送金先を入力できます。

7.
QRコードで送金内容を読み込む
支払いリクエストの QR
コードを読み取ると、送金パネルの各欄(通貨・送金先・金額)が自動で入力されます。読み取り方法は
2 通りあります。
7.1 アプリ内スキャナで読み取る
- 送金パネルの右上にある QR ボタンを押します。
- カメラが起動するので、QR
コードにかざします(自動で読み取ります)。
- カメラが使えない場合は、コードを貼り付けて読み込むこともできます。

7.2
標準カメラで読み取る(印刷された QR)
お店などが印刷して掲示した支払い用リンクの QR
コードは、スマートフォンの標準カメラで読み取れます。読み取るとリンクが表示され、タップすると
Openloop Pay が開いて送金内容が自動入力されます。
7.3 読み取り後の動作
- 送金に必要な項目(通貨・送金先・金額)がすべて揃っている場合は、そのまま確認画面が開きます。確認画面には「QR
コードから読み込みました」と表示され、内容を確認して承認できます。
- 足りない項目がある場合は、何を読み込んだかを知らせたうえで、不足している欄の入力を促します。


印刷された紙の QR
でも使えるよう、標準的な形式(EIP-681)を採用しています。BBQr
のような分割 QR は使いません。
8. アカウントの切り替え
1 台の Openloop
には複数のアカウントがあります。ウォレットカードの「アカウント切り替え」から、表示・送金に使うアカウントを切り替えられます。

- 一度選んだアカウントは、この画面で記憶されます。次回以降は自動でそのアカウントが表示されます。
- 別のアカウントを使いたいときだけ、「アカウント切り替え」を押して選び直します。
9. 履歴とCSVの書き出し
送金の記録は、メイン画面の履歴に表示されます。

- 各送金のトランザクション ID
から、ブロックチェーンエクスプローラーで詳細を確認できます。
- 履歴の右上の書き出しボタンから、記録を
CSV
ファイルとして書き出せます。会計や記帳にご利用ください。
履歴はお使いの端末(ブラウザ)内にのみ保存されます。外部サーバーには送信されません。
10. dApp
との連携(拡張機能のみ)
デスクトップのブラウザ拡張機能版の Openloop Pay
は、ウェブサイト上の
dApp(分散型アプリ)と直接連携できます。dApp
が要求した接続や署名を、Openloop Pay 経由で Openloop
デバイスに橋渡しし、必ず本体画面で最終確認してから承認します。
ウェブアプリ版・スマートフォン版には dApp
との連携機能はありません。dApp
と接続したいときは、デスクトップのブラウザに Openloop Pay
拡張機能をインストールしてください。
10.1 dApp との接続の仕組み
- Openloop Pay 拡張機能は、ブラウザ上で
EIP-6963(複数のウォレットプロバイダを並存させる仕様)と
EIP-1193(プロバイダの共通 API)に対応しています。dApp
のウォレット選択画面に「Openloop
Pay」として表示されます。
- 接続はタブごとに独立に許可されます。dApp
を開いたタブごとに、接続(ウォレットアドレスの共有)を個別に許可・管理します。同じサイトでも別のタブで開けば、それぞれ独立した接続になります。
- 送金や署名の要求は Openloop Pay の画面で確認できるほか、必ず
Openloop デバイス本体の画面でも内容を確認してから承認します。
10.2 接続中のサイトを見る
現在どのサイトに接続を許可しているかは、いつでも確認できます。
- ⓘ ボタンを押して情報画面を開きます。
- 設定 › を選びます。
- dApp 接続管理 › を選びます。
- 接続中のサイトの一覧が表示されます。各行には、接続したタブ番号と接続日時、そのサイトのホスト名が表示されます。


接続はブラウザのタブ単位です。
同じサイトを複数のタブで開いて接続すると、それぞれが別の接続として別の行に表示されます(上の例では
app.uniswap.org が「タブ 1」と「タブ 3」の 2
行に出ています)。タブを閉じると、そのタブの接続は自動的に解除されます。切断もタブ単位で行われます。
10.3
タブごとに切断する/すべて切断する
- 各行の切断ボタンを押すと、その接続(そのタブ)だけが解除されます。切断された接続からは
Openloop Pay
のアドレスが見えなくなり、次回に接続を要求してきた際は改めて許可が必要です。他のタブ・他のサイトはそのまま接続を維持します。
- 画面下部のすべて切断ボタンを押すと、接続中のすべてのサイト(すべてのタブ)の許可を一括で解除します。あわせて、Openloop
デバイスとの接続も解除されます。
- ウォレットカードの「切断」ボタンからでも、接続中のすべての dApp
が同時に切断されます(デバイスとの接続を切ると、どのサイトからもアドレスは見えなくなります)。
10.4
サイドパネルが閉じているときの案内
Openloop Pay のサイドパネルを閉じた状態で、dApp
から署名やアカウント切り替えなどの操作を行うと、小さな案内ポップアップが表示されます。「開く」ボタンを押すとサイドパネルが開くので、dApp
の操作をやり直してください。

11. セキュリティ
Openloop Pay は、安全に送金するための仕組みを備えています。
- 秘密を持たないコンパニオンウォレット — Openloop Pay
自身は秘密鍵やシードフレーズを保存せず、ウォレットの本体を持ちません。鍵は
Openloop
デバイス(またはお使いのウォレット)の中だけにあります。ブラウザに鍵を保存する一般的なウォレットと違い、たとえ
Web
アプリや拡張機能が攻撃されても、そこに盗まれる秘密が存在しません。
- 非カストディ — 秘密鍵は Openloop
本体(またはお使いのウォレット)の中に留まります。Openloop Pay
が秘密鍵を保存・取得することはありません。
- 署名前の確認 —
送金は必ず確認画面で内容(送金先・金額・ネットワーク)を確認してから承認します。Openloop
で署名する場合は、本体の画面でも内容を確認できます。
- 接続端末の検証 —
署名の前に、接続中の端末が表示中のアカウントと一致するかを確認します。別の端末が接続されている場合はエラーを表示し、誤ったアカウントでの送金を防ぎます。
- 確認画面の自動クローズ —
確認画面を開いたまま放置すると、安全のため自動的に閉じます。
- 送金先の全桁表示 —
送金先アドレスは省略せず全桁を表示します。
- dApp 接続はタブごとに許可(拡張機能のみ) — dApp
との接続は、dApp
を開いたタブごとに独立して許可・管理されます。同じサイトでも別のタブで開けば、それぞれ独立した接続になります。いつでも情報
→ 設定 → dApp
接続管理から、タブごと、または一括で切断できます(§10)。
11.1 ご利用にあたっての注意
- 暗号資産の取引は取り消しできません。送金先と金額は必ず確認してください。
- リカバリーフレーズ(回復用の言葉)は誰にも教えないでください。Openloop
Pay がリカバリーフレーズを尋ねることはありません。
- 読み取った QR
コードや支払いリクエストの内容も、送金前に必ず確認してください。
12. トラブルシューティング
- カメラが使えない/許可されない
-
ブラウザの設定でカメラの使用を許可してください。アドレスバーのカメラアイコンから許可できる場合があります。一部のブラウザ(拡張機能のサイドパネルなど)ではカメラを利用できないことがあります。その場合はコードの貼り付けをご利用ください。
- USB の Openloop
が選択画面に出てこない(拡張機能)
-
拡張機能のサイドパネルでは USB
の選択画面が開けないことがあります。フルタブ(別タブ)で接続をお試しください。また、Openloop
Connect などが同じ端末を使用していると、USB
が占有されて選べないことがあります。
- 追加したいネットワークが一覧に出てこない
-
このアプリに接続先(RPC)が用意されていないネットワークは、残高の取得・送金ができないため一覧に表示されません。RPC
が分かる場合は「見つからない場合(手動で追加)」から手動で追加できます。
- WalletConnect で「接続できません」と表示される
-
通信の確立に時間がかかっている場合があります。少し待ってから、もう一度お試しください。
- 送金確認画面が閉じない/応答がない
-
接続したウォレットからの応答を待っています。「キャンセル」で確認画面を閉じ、もう一度お試しください。
- ネットワークが合っていない
-
WalletConnect
のウォレットが、送りたいネットワークと違うネットワークになっていることがあります。ウォレット側でネットワークを合わせてください。
13. 仕様
13.1 対応トークン(組込)
Openloop Pay は EVM 系(Ethereum
とその互換チェーン)のトークンにのみ対応します。以下 3
種類のステーブルコインが組込済で、追加操作なしに送受金・残高表示できます。
| トークン |
対応メインネット |
| JPYC |
Ethereum / Polygon / Avalanche C-Chain / Kaia(4 チェーン) |
| USDC |
Ethereum / Polygon / Avalanche C-Chain / Base / Arbitrum One /
OP Mainnet(6 チェーン。Circle 発行のネイティブ USDC) |
| USDT |
Ethereum / Polygon(2 チェーン) |
テストネット用の JPYC は Sepolia / Polygon Amoy / Avalanche Fuji /
Kaia Kairos の 4
チェーンで提供します(「テストネットを表示」で表示・§4.1)。
13.2 対応ネットワーク(組込)
| 種別 |
ネットワーク |
| メインネット(7) |
Ethereum / Polygon / Avalanche C-Chain / Base / Arbitrum One /
OP Mainnet / Kaia |
| テストネット(3) |
Sepolia / Polygon Amoy / Base Sepolia |
各ネットワークには公開 RPC(publicnode
系)とブロックチェーンエクスプローラーの URL が同梱されます。
13.3
追加トークン・追加ネットワーク
- 追加トークン検索 — Openloop
本体と同じトークン辞書(923 シンボル/2,552
コントラクト)から、シンボルまたは名前で検索して追加できます(組込の
JPYC / USDC / USDT を除く)。
- 手動追加(トークン) —
辞書にないトークンは、コントラクトアドレスと対応ネットワークを入力して追加できます(「未確認」表示になります)。
- 追加ネットワーク — 組込の 10 ネットワーク以外の EVM
系チェーンを、名前・RPC・エクスプローラー URL
を指定して追加できます。
13.4 dApp 対応(拡張機能のみ)
ブラウザ拡張機能版は、以下の標準で dApp と接続します。
| 項目 |
対応内容 |
| プロバイダ API |
EIP-1193(window.ethereum
インターフェース) |
| プロバイダ発見 |
EIP-6963(Multi Injected Provider
Discovery。他ウォレットと並存) |
| チェーン識別 |
EIP-155 / CAIP-2 |
| 対応 RPC メソッド |
eth_requestAccounts / eth_accounts /
eth_chainId /
eth_sendTransaction(EIP-1559 type-2
tx)/ personal_sign / eth_signTypedData_v3
/ eth_signTypedData_v4(EIP-712)/
wallet_switchEthereumChain(EIP-3326)/
wallet_addEthereumChain(EIP-3085) |
| 非対応 |
eth_signTypedData_v1(レガシー・型情報不足のため意図的に非対応)/
eth_sign(生ハッシュのブラインド署名。要求時は強い警告表示) |
| 許可単位 |
タブごと(dApp
を開いたタブ単位)に独立に許可・切断(§10) |
13.5 WalletConnect 対応
- WalletConnect v2 —
ウォレット接続クライアントとして対応(Openloop Pay
自身はウォレットではなく、コンパニオン/dApp 側です)。
- 接続方法:QR
コード読み取り、または対応ウォレット一覧からの選択(Openloop Connect
ほか、WalletConnect v2 対応の任意のウォレット)。
- 送金は接続したウォレット側の現在のネットワークでブロードキャストされます。異なるネットワークで送りたい場合は、ウォレット側でネットワークを合わせてください。
13.6 支払いリクエスト QR
- EIP-681 — 標準の
ethereum: URI
形式(コントラクトアドレス/transfer 関数/チェーン
ID/数量)に対応します。印刷された紙の QR
コードでも、スマートフォンの標準カメラから開けます(§7)。
- BBQr のような分割 QR 形式は使いません。
13.7
ウェブアプリ版と拡張機能版の比較
| 項目 |
ウェブアプリ |
ブラウザ拡張機能(Chrome / Edge) |
| 実行環境 |
デスクトップ / スマートフォン |
デスクトップのみ |
| Openloop(USB) |
○(WebHID 対応ブラウザ) |
○(フルタブでの許可が必要な場合あり) |
| Openloop(Bluetooth) |
○(対応スマートフォン) |
×(拡張ではブラウザ側の権限で制限) |
| WalletConnect |
○ |
○ |
| dApp 連携(EIP-6963 / EIP-1193) |
× |
○ |
| QR コード(カメラ読み取り) |
○ |
△(サイドパネルでは不可の場合あり) |
| 支払いリンクからの起動 |
○ |
○ |
| 履歴・アドレス帳の保存先 |
ブラウザ内 |
拡張のストレージ内 |
14. お問い合わせ
ご不明な点やお困りのことがありましたら、以下までご連絡ください。
株式会社ハウディ・クリプト / Haudi Crypto, Inc.
メール: support@crypto.haudi.jp
アプリ内の
ⓘ(情報)ボタンからも、バージョンや各ドキュメントへのリンク、設定画面(決済サウンド、dApp
接続管理)へ移動できます。

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